「わたしを離さないで」:ノーベル賞作家カズオ・イシグロの示唆に富むSFを原作に、イギリスの若手オスカー級俳優が揃い踏みの文芸映画
「わたしを離さないで」(原題:Never Let Me Go)は、2010年公開のイギリスのSFファンタジー&ヒューマン・ドラマ映画です。2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロが2005年に発表した同名小説を原作に、マーク・ロマネク監督、アレックス・ガーランド脚本、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイら出演で、謎の寄宿施設で特別な存在として育てられた若者3人が過酷な運命の狭間で揺れ動く、愛と友情と衝撃の事実を描いています。
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目次
スタッフ・キャスト
監督:マーク・ロマネク
脚本:アレックス・ガーランド
原作:カズオ・イシグロ
出演:キャリー・マリガン(キャシー)
アンドリュー・ガーフィールド(トミー)
キーラ・ナイトレイ(ルース)
イゾベル・ミークル=スモール(子供時代のキャシー)
エラ・パーネル(子供時代のルース)
チャーリー・ロウ(子供時代のトミー)
シャーロット・ランプリング(エミリー)
サリー・ホーキンス(ルーシー)
ナタリー・リシャール(マダム)
アンドレア・ライズボロー(クリシー)
ドーナル・グリーソン(ロドニー)
ほか
あらすじ
- キャシー(イゾベル・ミークル=スモール、キャリー・マリガン)、トミー(チャーリー・ロウ、アンドリュー・ガーフィールド)、ルース(エラ・パーネル、キーラ・ナイトレイ)は、外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで育ちます。過酷な運命を背負った特別な存在である彼らは、18歳で寄宿学校を出て他の学校の出身者たちとともに農場で共同生活を始めます。
- 小さい頃から一緒に過ごしてきた三人ですが、いつかしらルースとトミーは恋人同士になり、トミーに想いを寄せていたキャシーは二人から離れます。やがて三人は、思わぬ形で再会することになります・・・。
レビュー・解説
ノーベル賞作家カズオ・イシグロのSFファンタジーを超えた示唆に富む原作を優美に脚色、イギリスの若手を中心にオスカー級俳優が揃い踏みした、英国伝統の文芸映画です。
カズオ・イシグロのSFを原作に若手オスカー級俳優が揃い踏みの英国伝統の文芸映画
イギリスの若手を中心にオスカー級俳優が揃い踏み
キャリー・マリガンが出演したカズオ・イシグロの原作のインデペンデント映画というという認識でしたが、彼女以外にもイギリスの若手を中心に2000年代に頭角を現したそうそうたるキャストが揃い踏みしています。各俳優の主な出演作品については「関連作品」の項を参照していただくとして、既にアカデミー主演女優賞にノミネート経験がある二人に加え、その後、アカデミー主演俳優賞にノミネートされた俳優が三人と、充実のキャスティングです。これだけの選りすぐりの俳優を集められるのも、カズオ・イシグロ原作のネームバリューがあればこそでしょう。
- キャリー・マリガン(「17歳の賞状」(2009年)でアカデミー主演女優賞候補)
- アンドリュー・ガーフィールド(「ハクソー・リッジ」(2016年)でアカデミー主演男優賞候補)
- キーラ・ナイトレイ(「プライドと偏見」(2005年)でアカデミー主演女優賞候補)
- アンドレア・ライズボロー
- ドーナル・グリーソン
- サリー・ホーキンス(「ブルージャスミン」(2013年)でアカデミー助演女優賞候補)、「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)でアカデミー主演女優賞候補)
- シャーロット・ランプリング(「さざなみ」(2015年)でアカデミー主演女優賞候補)
実は、キャリー・マリガンの可愛らしさ、キーラ・ナイトレイの美しさといった、彼女らの容姿が人気の秘密だろうと思っていましたが、本作でその偏見が見事に裏切られました。キャリー・マリガンは、悲しい運命を受け入れるキャシーを美しく威厳を持って演じており、可愛らしさだけではなく、深みを持った女優であることを実感させます。また、美人の誉れ高いキーラ・ナイトレイは、本作では普通っぽく見えるようにメイクを施し、本人もそう願ったにもかかわらず、驚くほどの美しさを隠すことができなかったと、マーク・ロマネク監督は述懐しています。横恋慕するルースにキーラ・ナイトレイは感情移入できなかった述べていますが、受容的で落ち着いたキャシーとは対照的で嫉妬深く不安定なルースを見事に演じており、容貌だけではなくしっかりとした演技力を持った女優であることを痛感させます。
SFファンタジーを超えるポテンシャルの高い作品
臓器提供の為に育てられるクローンの若者たちの愛と友情を描いた、儚く切ないロマンティックな作品で、残された時間が短いことを悟った彼らは、親友に対して犯した過ちを正し、お互いに気づくことがなかった愛を束の間、成就させます。デストピアや SF ファンタジーの要素があり、一見、若者向けの作品のようですが、「もしヒットラーが勝ったら」とか、「もしケネディが暗殺されなければ」と同じ意味で、20世紀末に物事がひとつ、ふたつが違った方向に動けば、実際にあったことかもしれない「もうひとつの歴史」と、原作者のカズオ・イシグロ氏は語っています。
臓器移植を題材にした映画には「堕天使のパスポート」(2002年)や「あさがくるまえに」(2016年)など、またクローンを題材にした映画には「ブレードランナー」(1982年)や「ブレードランナー2049」(2017年)などの名作がありますが、本作はこれらの作品のように臓器移植の詳細を描いたり、クローンが反乱を起こしたり、逃亡したりすることはありません。何故、クローンの若者たちは逃亡しないのか、欧米、特に自分の運命は自分で切り開くのを良しとするアメリカの人々にとって、本作の展開はとても不思議なようです。
クローンの若者たちが逃亡しないは、日系イギリス人である原作者のカズオ・イシグロ氏が、あるがままの状況を受け入れる「諦念」、「悟り」、「達観」といった日本的な概念の影響を受けているからという解釈もできるかもしれません。実際、マーク・ロマネク監督は、
なるべくデリケートに、日本の感性や美意識を映画の中に入れ込もうと思った。
主人公がいかに優雅に悲しい運命を受け入れるか、その威厳ある姿勢が美しい。(マーク・ロマネク監督)
https://eiga.com/movie/55678/interview/
と語っています。また、カズオ・イシグロ氏本人は、この点に関して以下のように語っています。
この話を書き始める時、奴隷たちが残酷なシステムに勝利するような話には、最初から興味がなかった。人間の自然な寿命、子供から大人になり年老いてやがて死ぬという逃れられない運命に、相当するものを見出したかった。関心があったのは「人は何をするのか?時間がないと知った時に、人にとって最も重要なものもは何か?」ということだっだ。すべての敵に復讐しようとするのが人間の性なのか?私的な財産の増やそうとするのだろうか?時間がない時、我々は何をしたいと思うのだろうか?(カズオ・イシグロ)
http://www.indielondon.co.uk/Film-Review/never-let-me-go-mark-romanek-and-kazuo-ishiguro-interview
人間は80年、長くても100年という寿命を受け入れざるを得ません。せめてもの抵抗は、少しでも長生きできるように健康に気をつけることくらいでしょう。逃亡できないキャシーとトミーが数年でも長く一緒にいられるようにと腐心するのは、いかにも人間的と言えます。
繊細な世界観を描き出すカズオ・イシグロですが、彼の作品はフランツ・カフカのように、抽象的、観念的、隠喩的な面があります(この傾向は、彼の最新作「忘れられた巨人」(2015年)により強いようです)。この作品が単なる若者向けの悲恋物語としてではなく、より幅広い年齢層に受容されるのは、クローンが我々一般的な人間の隠喩であるという原作由来の高いポテンシャル故です。さらに、語り部であるキャシーも、懸命に絵を描くトミーも、作家であるカズオ・イシグロの分身であることは、想像に難くありません。
イギリス伝統の文芸映画を感じさせるエンディング
カズオ・イシグロの同名小説が原作の「日の名残り」(1993年)もそうですが、イギリス映画の名作には文芸作品を原作にしたものが少なくありません。
- 「ロミオとジュリエット」(1968年):シェイクスピアの同名戯曲が原作
- 「オリバー!」(1968年):チャールズ・ディケンズの小説「オリバー・ツイスト」が原作
- 「眺めのいい部屋」(1986年):E.M.フォースターの同名小説が原作
- 「魅せられて四月」(1992年):エリザベス・フォン・アーニムの同名小説が原作
- 「ハワーズ・エンド」(1992年):E・M・フォースターの同名小説が原作
- 「日の名残り」(1993年):カズオ・イシグロの同名小説が原作
- 「から騒ぎ」(1993年):シェイクスピアの同名戯曲が原作
- 「いつか晴れた日に」(1995年):ジェーン・オースティン の「分別と多感」が原作
- 「Emma エマ」(1996年):ジェーン・オースティンの小説「エマ」が原作
- 「イングリッシュ・ペイシェント」(1996年):マイケル・オンダーチェの小説「イギリス人の患者」が原作
- 「ハムレット」(1996年の映画):シェイクスピアの同名戯曲が原作
- 「鳩の翼」(1997年):ヘンリー・ジェイムズの同名小説を原作
- 「恋におちたシェイクスピア」(1998年):シェイクスピア戯曲「ロミオとジュリエット」、「十二夜」が原作
- 「プライドと偏見」(2005年):ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」が原作
- 「つぐない」(2007年):イアン・マキューアンの小説「贖罪」が原作
- 「わたしを離さないで」(2010年):カズオ・イシグロの同名小説が原作
- 「ジェーン・エア」(2011年):シャーロット・ブロンテの同名小説が原作
本作のエンディングで美しい夕暮れの風景に重なるキャシーのボイス・オーバーは、原作のエンディングをアレンジしたもので、本作がイギリス伝統の文芸映画であることを感じさせる、叙情的で余韻たっぷりのエンディングです。
ネタバレ
Cathy(Voice-Over): It has been two weeks since I lost him. And I’ve been given my notice now. My first donation is in a month time. I come here and imagine this is the spot where everything I’d ever lost since my childhood had washed up. I doubt myself if that were true and I wait long enough, a tiny figure would appear on the horizon across the field and gradually get larger until I’d see it was Tommy. He’d wave and maybe call. I don’t let the fantasy go beyond that. I can’t let so. I remind myself I was lucky to have any time with him at all. What I’m not sure about is whether our lives have been so different from the lives of the people we save. We all complete. Maybe none of us really understand what we’ve lived through. Or feel we’ve had enough time.
キャシー(ボイス・オーバー):彼を失って2週間、私にも通知が来た。私の最初の提供は一ヶ月後だ。ここに来た私は、子供の頃からずっと失ってきた全てのことがここに打ち上げられているように思う。自分でも心もとないが、それが本当で、もしここでずっと待っていれば、原っぱの向こうの地平線に人影が現れ、少しずつ大きくなり、やがてそれがトミーであることがわかる。彼は手を振り、私を呼ぶかもしれない。そこから先は想像しない。想像にまかせることができない。どんな時であれ彼とともに過ごすことができて幸運だったと思う。私達と私達が救う人々の人生がどれほど違うのか、私にはわからない。誰もが皆、「完了」する。恐らく、私たちが何を生きたのか誰も真に理解することはないし、十分に時間があると感じることもなく生涯を終えるのだ。
ネタバレ終わり
もし、自分の命が間もなく尽きるとしたら、自分は何を感じ、どのような時間を過ごすのだろうか・・・、思わずそんなことを考えてしまう、見事なエンディングです。
キャリー・マリガン(キャシー)
キャリー・マリガン(1985年〜)は、ロンドン出身のイギリスの女優。2004年に舞台デビュー、「プライドと偏見」(2005年)で映画デビュー、2008年にブロードウェイデビューを果たす。「17歳の肖像」(2009年)でアカデミー主演女優賞にノミネートされる。「ドライヴ」(2011年)、「華麗なるギャツビー」(2013年)、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年)、「遥か群衆を離れて」(2015年)、「マッドバウンド 哀しき友情」(2017年)、「ワイルドライフ」(2018年)などに出演している。
アンドリュー・ガーフィールド(トミー)
アンドリュー・ガーフィルド(1983年〜)は、ロサンゼルス出身のイギリスの俳優。父親はユダヤ系アメリカ人、母親はイギリス人で、アメリカとイギリスの二重国籍を保有。3歳の時にイングランドに移住、16歳の時に演技に興味を持ち始める。舞台俳優としてキャリアを始め、「BOY A」(2007年)で英国アカデミー賞テレビ部門主演男優賞を受賞、その後も「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)、「アメイジング・スパイダーマン」(2012年)、「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」(2014年)、「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年)、「沈黙 -サイレンス-」(2016年)などに出演、「ハックソーリッジ」(2016年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。
キーラ・ナイトレイ(ルース)
キーラ・ナイトレイ(1985年〜)は、ロンドン出身のイギリスの女優。 父は舞台役者 、母は劇作家。幼い頃から役者志望で、「学校が休みの時だけ演技の仕事をしてもいい」との約束でエージェントが付ける。識字障害で、10代の時に克服している。1993年にテレビドラマ・デビュー、1995年に映画デビュー。「ベッカムに恋して」(2002年)、「プライドと偏見」(2005年)、「つぐない」(2007年)、「はじまりのうた」(2013年)、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(2014年)、「コレット」(2018年)、「オフィシャル・シークレッツ」(2019年)などに出演、「プライドと偏見」でアカデミー主演女優賞にノミネートされている。女優としてのキャリアとチャリティー活動が評価され、2018年に大英帝国勲章(第四位)を受勲している。
シャーロット・ランプリング(エミリー)
シャーロット・ランプリング(1946年〜)は、イギリスの女優、歌手。イギリスとフランスで教育を受け、語学に堪能。イタリア映画「愛の嵐」(1974年)の上半身裸にサスペンダーでナチ帽をかぶって踊るシーンで世界的に有名になる。一時、活動が低調であったが、フランソワ・オゾン監督の「まぼろし」(2000年)で再び注目され、「スイミング・プール」(2003年)、「さざなみ」(2015年)、「The Forbidden Room」(2015年)などに出演、「さざなみ」でアカデミー主演女優賞にノミネートされている。大英帝国勲章のオフィサー(OBE)を叙勲されている。
サリー・ホーキンス(ルーシー)
サリー・ホーキンス(1976年〜)は、ロンドン出身のイギリスの女優。王立演劇学校を卒業、主にイギリス国内の舞台・テレビ・映画での活躍を経て、国際的な演技派女優となる。「人生は、時々晴れ」(2002年)、「ヴェラ・ドレイク」(2004年)、「レイヤー・ケーキ」(2004年)、「ハッピー・ゴー・ラッキー」(2008年)、「17歳の肖像」(2009年)、「ファクトリー・ウーマン」(2010年)、「ジェーン・エア」(2011年)、「サブマリン」(2011年)、「ブルージャスミン」(2013年)、「パディントン」(2014年)、「僕と世界の方程式」(2014年)、「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(2016年)、「パディントン 2 」(2017年)、「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)などに出演、「ブルージャスミン」でアカデミー助演女優賞に、「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー主演女優賞にノミネートされている。
ナタリー・リシャール(マダム)
ナタリー・リシャール(1963年〜)は、パリ出身のフランスの女優。「ヴィオレット ある作家の肖像」(2013年)などに出演している。
アンドレア・ライズボロー(1981年〜)は、イングランド出身のイギリスの女優。幼少期より演劇を好み、王立演劇学校に進んで、在学中に3度テレビドラマに出演する。2005年に卒業後、舞台に立ち、舞台とテレビで数々の賞にノミネートされ、受賞する。「ハッピー・ゴー・ラッキー」(2008年)、「ファクトリー・ウーマン」(2010年)、「シャドー・ダンサー」(2012年)、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)、「スターリンの葬送狂騒曲」(2017年)、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」(2017年)、「ナンシー」(2018年)、「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」(2018年)などに出演している。
ドーナル・グリーソン(ロドニー)
ドーナル・グリーソン(1983年〜)はダブリン出身のアイルランドの俳優。大学卒業後に舞台や映像の分野で監督や脚本を手掛けるようになる。2006年に長編映画、舞台にデビュー、徐々に映画やテレビ出演が多くなり、「トゥルー・グリット」(2010年)、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011年)、「シャドー・ダンサー」(2012年)、「FRANK -フランク-」(2014年)、「ある神父の希望と絶望の7日間」(2014年)、「ブルックリン」(2015年)、「エクス・マキナ」(2015年)、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)、「レヴェナント: 蘇えりし者」(2015年)、「バリー・シール/アメリカをはめた男」(2017年)、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(2017年)などに出演している。
サウンドトラック
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通常、オーケストラは100人近い構成になるがが、サウンドトラックを担当したレイチェル・ポートマンは彼女の曲を「室内楽曲」と呼び、演奏者をピアノ、弦楽器、ハープ、そしてバイオリンのソロ、チェロのソロの48人で構成した。彼女は、ミニマルで控えめで親密感のある曲には、少人数のオーケストラが良いと感じたのだ。映画のストーリーが悲しいものであるが故に、彼女は音楽に希望、人間らしさ、そして鼓動を持たせたいと考えた。
1. The Pier 2. Main Titles 3. Bumper Crop 4. To The Cottages 5. The Boat 6. Madame Is Coming 7. Ruth's Betrayal 8. Making Tea 9. Evening Visit 10. Kathy And Tommy |
11. Kathy Watches Behind Screen 12. Life As A Carer 13. Kingsfield Recovery Centre 14. Unseen Tides 15. The Worst Thing I Ever Did 16. Souls At All 17. We All Complete 18. Hailsham School Song 19. Never Let Me Go |
撮影地(グーグルマップ)
- 三人が育ったヘールシャム寄宿学校(外観)
ジェームズ1世の近衛隊長がテムズ河畔に築いたハム・ハウスが使用されている - キャシーら5人が食事に立ち寄ったレストラン
ウェストン・スーパー・メアのThe Regent Restaurant and Coffee Loungeで撮影されている - ルースの「オリジナル」が働くオフィス
IT企業のクリーブドンのオフィスで撮影されている - ルースの「オリジナル」を見た後、キャシーとトミーが佇む突堤
設定はイギリスの東海岸のノーフォークだが、撮影は西海岸のクリーブドンで行われている - 介護人になったキャシーが暮らすアパート
芸術家が集まるロンドンの高層住宅「トレリック・タワー」で撮影されている - 提供の為にルースが入所している施設
スコットランドのセント・アンドリューズ大学の学生寮で撮影されている - キャシー、トミー、ルースが三人で出かけた浜辺
ホルカム・ナショナル自然保護区の海岸で撮影されている - キャシーとトミーが訪れるマダムの家
イースト・サセックスのベックスヒル・オン・シーという南海岸の街で撮影されている
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関連作品
「わたしを離さないで」の原作本(Amazon)
カズオ・イシグロ著「わたしを離さないで」
「日の名残り」(1993年)
キャリー・マリガン x キーラ・ナイトレイ共演作品のDVD(Amazon)
「プライドと偏見」(2005年)
サリー・ホーキンス x アンドレア・ライズボロー共演作品のDVD(Amazon)
キャリー・マリガン x サリー・ホーキンス共演作品のDVD(Amazon)
「17歳の肖像」(2009年)
ドーナル・グリーソン x アンドレア・ライズボロー共演作品のDVD(Amazon)
「シャドー・ダンサー」(2012年)
「華麗なるギャツビー」(2013年)
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年)
「遥か群衆を離れて」(2015年)Amazonビデオ
「マッドバウンド 哀しき友情」(2017年)
「ワイルドライフ」(2018年)
「ベッカムに恋して」(2002年)
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(2014年)
「コレット」(2018年)
「オフィシャル・シークレッツ」(2019年)輸入盤、日本語なし
アンドリュー・ガーフィールド出演作品のDVD(Amazon)
「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)
「ハクソー・リッジ」(2016年)
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「トゥルー・グリット」(2010年)
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011年)
「ある神父の希望と絶望の7日間」(2014年)・・・Amazonビデオ
「エクス・マキナ」(2015年)
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)
「バリー・シール/アメリカをはめた男」(2017年)
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)
「スターリンの葬送狂騒曲」(2017年)
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」(2017年)
「ナンシー」(2018年)
「レイヤー・ケーキ」(2004年)
「ジェーン・エア」(2011年)
「ブルージャスミン」(2013年)
「パディントン」(2014年)
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(2016年)
「パディントン 2 」(2017年)
「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)
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「まぼろし」(2000年)
「スイミング・プール」(2003年)
「The Forbidden Room」(2015年)輸入盤、日本語なし
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