夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

【閑話休題】海外に比べ感染者が少ないのに医療崩壊に戦々恐々とする理由

日本は医療大国だと思っていましたが、コロナ禍に晒されとことにより様々な問題が浮き上がってきました。気づいたことは以前に

 

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にまとめましたが、これらに大なり小なり関連する問題として、四ヶ月ほど前になりますがテレビ東京が日本の医療システムについて問題提起をしていました。

一言で言えば、

 

中小の民間病院が多く、非効率的で脆弱、機動力に欠ける

 

といった内容です。中小の民間病院にとっては死活問題であり、簡単には是正されないと思いますが、備忘を兼ねて引用しておきます。

 

www.youtube.com

 

f:id:DaysLikeMosaic:20220201211803j:plain

 

余談ですが、たまたま大学病院で他の治療ととともに軽微な治療を受けていたことがあります。ある日、「政府の指導により軽微な治療についてはかかりつけ医にやってもらうことになった」と言われ、紹介状を持って町医者に行きました。ところが紹介状には言われたこともない病名が書かれており、希望もしない検査が行われました。検査データはどうみても正常なのですが、自己負担3割で月一万円程度の治療が必要と言われました。寝耳に水だったので大学病院に問い合わせましたが、新たな病名の診断に関しては黙していっさい語らず・・・。その旨を町医者に伝えると、「保険について何か言ってなかったか?」と・・・。要は軽微な治療だけだと町医者はペイしないので、ありもしない病名をつけ治療費を積み上げようとしたわけです。この時から「かかりつけ医」制度は町医者を保護する為の制度で、市場原理に反する非効率的な制度と感じていました。そんな経験があったので、テレビ東京の問題提起はすんなりと腑に落ちました。

関連作品 

パンデミック(世界的な感染)を描いた映画Amazon

  「12モンキーズ」(1995年)

  「28日後...」(2002年)

  「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)

  「セレニティー」(2005年)

  「トゥモロー・ワールド」(2006年)

  「スリザー」(2006年)

  「REC/レック」(2007年)

  「ON AIR オンエア 脳・内・感・染」(2008年)

  「猿の惑星:創世記」(2011年)

  「コンテイジョン」(2011年)

  「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016年)

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