夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

「グランドフィナーレ」:豪華なキャスト、美しいロケ地、耽美的映像、大胆な構成で、イタリア映画とベテラン俳優の新たな可能性を示す

「グランドフィナーレ」(原題:Youth – La giovinezza)は、2015年公開のイタリア・フランス・イギリス・スイス合作のドラマ映画です。エリザベス女王からの依頼を断ったという有名な指揮者の実話に着想を得て、パオロ・ソレンティーノ監督・脚本、マイケル・ケインハーヴェイ・カイテルレイチェル・ワイズポール・ダノジェーン・フォンダら出演で、妻への愛や葛藤に悩むベテランの音楽家が人生最後の大舞台に挑む姿をを描いています。第88回アカデミー賞で、主題歌賞にノミネートされた作品です。

 

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目次

スタッフ・キャスト

監督:パオロ・ソレンティー
脚本:パオロ・ソレンティー
撮影:ルカ・ビガッツィ
音楽:デヴィッド・ラング
出演:マイケル・ケイン(フレッド・バリンジャー)
   ハーヴェイ・カイテル(ミック・ボイル)
   レイチェル・ワイズ(レナ・バリンジャー)
   ポール・ダノ(ジミー・ツリー)
   ジェーン・フォンダ(ブレンダ・モレル)
   ローリー・セラーノ(ディエゴ・マラドーナ
   アレックス・マックイーン(女王の使者)
   ロバート・シーサラー(ルカ・モロダー)
   エド・ストッパード(ジュリアン・ボイル)
   パロマ・フェイス(本人役)
   マーク・コズレック(本人役)
   マダリーナ・ディアナ・ゲネア(ミス・ユニバース
   スミ・ジョー(本人役)
   ヴィクトリア・ムローヴァ(本人役)
   ほか

あらすじ

  • アルプスの高級リゾートホテルで休暇を過ごす作曲家フレッド・バリイジャー(マイケル・ケイン)のもとに、女王陛下からの勲章の授与と出演依頼が舞い込んで来ます。彼の名を世界中に知らしめた名曲「シンプル・ソング」を、フィリップ殿下の誕生日に指揮するという名誉あるオファーですが、復帰する意欲はない彼は興味を示しません。BBC交響楽団の演奏で著名なソプラノ歌手スミ・ジョーが歌うと言われてもフレッドは頑なに拒みます。母国イギリスのロンドン、ニューヨーク、そして最後はヴェネチアの楽団で24年、作曲と指揮に持てる才能の全てを注ぎ込んだフレッドは、80歳となった今ではすっかり燃え尽きています。
  • ホテルの宿泊客は、今も世界のヒーローである元サッカー選手やかつて大ヒットしたロボット映画の役名で呼ばれることにウンザリしているハリウッドスターのジミー・トリー(ポール・ダノ)などセレブ揃いで、彼らは世間とは違う風変わりな事情を抱えています。フレッドの60年来の親友である映画監督のミック・ボイル(ハーヴェイ・カイテル)も同じホテルに宿泊、若いスタッフたちとともに自身が監督する最後の作品の脚本執筆に励んでいます。そんな中、フレッドは、父を心配する娘のレナ(レイチェル・ワイズ)が予約したマッサージやサウナ、健康診断を淡々とこなしています。
  • 何ごとにも無気力になってしまったフレッドの唯一の楽しみは、ミックとの昔話や悪ふざけ、そして歳を重ねたが為にあちこちに出て来た不具合自慢です。ある時、部屋へ戻ると、夫のジュリアンと旅行に出かけたはずのレナが泣きじゃくっています。フレッドは、ジュリアンの父であるミックに、君の息子が私の娘を捨てたと告げます。驚いたミックはすぐに息子を呼び出しますが、彼は新しい恋人を連れて来ます。フレッドはレナを慰めようとしますが、逆に不倫の真相を暴かれ、音楽が全てでママを一切顧みなかったパパに夫婦の愛情の何が分かるのかと激しく責められます。
  • フレッドのもとに女王の特使が再び現れ、必至で食い下がる特使にフレッドは本当の理由を語り出します。「シンプル・ソング」にまつわる母への想いを初めて聞いたレナは思わず涙します。そんな折、長年タッグを組んできたブレンダ・モレル(ジェーン・フォンダ)に主演を断られたミックの映画が製作中止に追い込まれます。ミックが選んだ結末に衝撃を受けたフレッドは、10年ぶりにヴェネチアに暮らす妻を訪ねます・・・。 

レビュー・解説

豪華なキャスト、ロケーションで、美しく撮影された「グランドフィナーレ」は、大胆な構成ですが魅力に溢れ、イタリア映画や経験豊富なベテラン俳優による映画の新たな可能性を示す作品です。

 

リカルド・ムーティというイタリア人の指揮者がいます。フィルハーモニア管弦楽団フィラデルフィア管弦楽団スカラ座シカゴ交響楽団音楽監督を歴任、ウィーン宮廷楽団名誉音楽監督ウィーン・フィル名誉団員という巨匠で、イギリス王室からナイトの称号も授与されているのですが、エリザベス女王の招聘を受けたものの演目の調整がつかず、演奏を辞退したことがあるそうです。パオロ・ソレンティーノはこの話に着想を得て、脚本を書き始めました。

 

本作は辞退した理由を軸に展開しますが物語は完全にフィクションで、ソレンティーノ監督の独自の視点である「老い」がその底流をなします。

その全ての根底には、ある概念があった。その概念とは、年老いた者が持つ将来への展望だ。もう若くはないという年代になって、人は将来に対してどう関わっていくか。私がこの概念に魅力を感じていた理由は、若いうちは、年配の人が未来に立ち向かうことについてなど考えないし、ともかく年配の人が将来への展望と向き合っているとさえ思っていないからだ。でも私は逆に、どんなことなのか見てみようと考えた。80歳を生きる人たちが、明日に対して期待することについてね。(パオロ・ソレンティーノ監督)

  

人間は一般的に老い、死を忌み嫌うため、映画として成立しにくいのですが、ソレンティーノ監督は死生を巧みにブレンドしながら、これを見事な娯楽作品に仕立てあげています。彼はまず、

  • 主人公とミックとの友情
  • 娘への愛
  • そして10年も会っていない妻への愛

をこの物語の三本の柱にし、マイケル・ケインハーヴェイ・カイテルレイチェル・ワイズポール・ダノと痺れるようなキャスティング、さらにホテルに滞在する様々な人々やホテルで働く人々など、群像劇さながらに数多くの人物が登場、

  • 老人と美女(ミス・ユニバース
  • 老監督と若い劇作家達
  • クラシックとポップス
  • 恐怖と欲望
  • ・・・ 

など、対極にあるものや、

  • 空中浮遊する修道僧
  • 肥満で療養中の元サッカー選手(マラドーナがモデル)
  • 踊る女マッサージ師
  • 朴訥な登山家
  • ・・・ 

など、求道的なものもブレンドしていきます。多分に象徴的であり、また一見、主題と強く関連付けていないように見えるものもありますが、耽美的なシーンや美しいアルプスの風景など、圧倒的な映像美でこれらをくくることにより、老いを扱いながらも辛気臭さを感じない、魅せる娯楽作品となっています。

 

アカデミー賞外国語映画賞を受賞した前作、「グレート・ビューティー/追憶のローマ」(2013年)と死生観や歴史(時)、新旧のコントラスト、圧倒的な映像美と共通する部分があるものの、前作が非常に芸術性の高い作品だったのに対して、本作は世俗的な会話も多くとっつきやすい作品です。また、時にそのテイストは論理的というよりも感覚的なものであり、舞台はスイスでイギリス人やアメリカ人俳優が多いのにもかかわらず、イタリア的なものを感じます。イタリア映画の一つの生き残り方を提示していると言っても良いかもしれません。

 

また、 

と高齢の俳優が多く出演していますが、いずれも素晴らしいパフォーマンスを披露しています。医療技術や健康管理の進歩により、健康寿命が長くなっている昨今、本作のように高齢の俳優が活躍するチャンスがあり、次の世代に様々な影響を与えていくことは良いことではないかと思います。これも伝統を重んじる、ヨーロッパ映画だからこそ可能なのかもしれません。

 

マイケル・ケイン(フレッド・バリンジャー)

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ロンドン出身の俳優。1933年生まれ。「ハンナとその姉妹」(1986年)、「サイダーハウス・ルール(1999年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。シリアスな役からコメディまで演技の幅は広く、2000年にはナイトに叙され、エリザベス女王から Sir(サー)の称号を受けている。本作の格調高い音楽家を演じるのは彼以外にいないと、当初から彼の出演を前提に脚本が書かれている。試写後、感動のあまり涙した彼は、監督に宛てて手紙を書いている。

 

ハーヴェイ・カイテル(ミック・ボイル)

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1939年、ニューヨーク生まれの俳優。オフブロードウェイの舞台に立っている時に知り合ったスコセッシ監督の作品で存在感を発揮する。「地獄の黙示録」(1979年)の降板によりハリウッドから敬遠された時期もあったが、「バグジー」(1991年)でアカデミー賞助演男優賞にノミネート、タランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」(1991年)の出演、プロデュースにより映画俳優としての地位を取り戻す。現在、アル・パチーノらとともにアクターズ・スタジオの学長を務めている。本作では、主人公の親友の映画監督を演じている。

 

レイチェル・ワイズ(レナ・バリンジャー)

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ロンドン出身の女優。ケンブリッジ大学在学時代に、演技に興味を持ち、劇団を結成。1995年に映画デビュー、「チェーン・リアクション」(1996年)でハリウッド進出、大ヒット作「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(1999年)で国際的に名前が知られるようになる。イギリス映画「ナイロビの蜂」(2005年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞している。ロマンティック・コメディやアクションなど様々な映画に出演しているが、役によって印象が微妙に異なる。本作では、二人の老俳優が醸し出す雰囲気によく馴染み、存在感がありながら可愛げのある主人公の娘役を演じている。

 

ポール・ダノ(ジミー・ツリー)

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ニューヨーク生まれの俳優。11歳でブロードウェイの舞台に初出演後、舞台、映画でキャリアを積み、「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年)の演技で注目される。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年)、「かいじゅうたちのいるところ」(2009年)、「LOOPER/ルーパー」(2012年)、「プリズナーズ」(2013年)、「それでも夜は明ける」(2013年)、「ラブ&マーシー終わらないメロディー」(2014年)などに出演、卓越した演技力で注目を集めている。ソレンティーノ監督がカンヌ映画祭で出会い、惚れ込んで本作に起用、ホテルにこもって役作りをする俳優を演じている。二人の老俳優が醸し出す雰囲気に馴染んだ演技はさすが。

 

ジェーン・フォンダ(ブレンダ・モレル)

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1937年、ニューヨーク生まれの女優、作家、政治活動家。父のヘンリー・フォンダ、弟のピーター・フォンダ、姪のブリジット・フォンダも俳優。 

  • ひとりぼっちの青春」(1970年) アカデミー主演女優賞ノミネート
  • 「コールガール」(1972年)アカデミー主演女優賞受
  • 「ジュリア」(1978年)アカデミー主演女優賞ノミネート
  • 「帰郷」(1979年 )アカデミー主演女優賞受賞
  • チャイナ・シンドローム」(1980年)アカデミー主演女優賞ノミネート
  • 「黄昏」(1982年)アカデミー助演女優賞ノミネート
  • モーニングアフター」(1987年)アカデミー主演女優賞 ノミネート 

と輝かしい経歴を持つ。アルパチーノの声がけで本作に出演、機内で泣き叫ぶシーンは圧巻で、年齢を超えた演技の可能性を感じさせる。

 

ローリー・セラーノ(ディエゴ・マラドーナ

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アルゼンチン出身の俳優。肥満で療養中のマラドーナを演じている。ソレンティーノ監督が16歳の時、別荘の暖房装置の事故で両親を亡くしているが、たまたまマラドーナの試合を見に行っていた彼は何を免れた。以来、ソレンティーノはマラドーナを命の恩人と慕い、本作では「スポーツ界の並外れた人物が出て来ると、シンプルな動きでも芸術作品になる」と天才への敬意を表現している。

 

マダリーナ・ディアナ・ゲネア(ミス・ユニバース

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ルーマニア出身の女優、モデル。本作ではホテルを訪れたミス・ユニバースを演じ、見事な肉体を惜しげなくも披露、「老い」に対して若々しい生命力を誇示する。

 

ルナ・ミヨヴィッチ(ホテルのマッサージ師)

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サラエボ出身の女優。 「サラエボの花」(2006年)で、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞している。本作では、ホテルのマッサージ師を演じる。手で触れることにより人とコミュニケーションできると言い、一人、踊りに励む。言葉ではなく音でコミュニケーションする主人公の音楽家に対置されている。

 

パロマ・フェイス(本人役)

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イギリスのシンガー・ソングライター、女優。レトロでエキセントリックなスタイルで知られる。彼女の記事を書いたソレンティーノ監督の妻の紹介で、本作に出演、主人公の娘の夫を寝取るポップシンガー(本人役)を演じる。クラシック歌手のスミ・ジョーに対置されている。

 

スミ・ジョー(本人役)

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ソウル出身のソプラノ歌手。ヘルベルト・フォン・カラヤンに見出され、以降、ゲオルク・ショルティ、ズービン・メータ、ロリン・マゼールなど名指揮者と共演、1993年にはグラミー賞を受賞している。本作では、主人公の「シンプル・ソング#3」のリードを務める。

 

夢の中、水に浸るサンマルコ広場で、ミス・ユニーバーストとすれ違う主人公

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老いと若さなど対極にあるものを巧みにブレンドし、魅せる作品にとなっている

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老監督と若い脚本家達

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夢の中で、老監督は彼の映画に出演した女優たちに会う

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ジェーン・フォンダの圧倒的なパフォーマンス

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サウンドトラック

2008年のピューリッツァー賞(音楽部門)受賞者であるアメリカ人作曲家デヴィッド・ラングが本作の為に作曲した楽曲が使用されています。「グレート・ビューティー/追憶のローマ」(2013年)でも彼の楽曲が使用されており、同作のオープニングシーンで挿入曲として流された「I lie」は、本作でも再び使用されている他、本作の鍵となる曲でエンディングで演奏される「シンプル・ソング#3」を手掛けており、この曲で第88回アカデミー賞で主題歌賞にノミネートされたました。また、ソレンティーノが脚本を書きながら聴いていたというシンガーソングライターのマーク・コゼレックと、ソレンティーノが妻から教えられたというポップスターのパロマ・フェイスは、共に本人役で出演し、演奏を披露しています。韓国出身のソプラノ歌手スミ・ジョーも本人役で出演、素晴らしい歌声を披露しています。

 

 「グランドフィナーレ」サウンド・トラック(輸入盤)

iTunesで聴く*3・・・リンク先で試聴できます

1.The Retrosettes Sister Band: "You Got the Love"
2.Mark Kozelek: "Onward"
3.Sun Kil Moon: "Third and Seneca"
4.Des pas sur la neige –Preludes (Book 1):ClaudeDebussy
5.SaverioMercadante: Cavatina 'Figlia ti scuoti' from“Viginia Act I”
6.Maria Letizia Gorga: "A ma manière"
7.The Retrosettes Sister Band: "Reality"
8.Paloma Faith: "Can’t Rely on You"
9.Mark Kozelek: "Ceiling Gazing"
10.David Byrne: "Dirty Hair"
11.Igor Stravinsky : "Berceuse From'The Firebird"
12.David Lang / Trio Medieval: "Just (After Song of Songs)"
13.Sumi Jo(Soprano)&Viktoria Mullova(Violin Solo): "Simple Song #3"
14.David Lang: "Mick’s Dream"
15.David Lang: " Wood Symphony"

撮影地(グーグルマップ)

 

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関連作品

パオロ・ソレンティーノ監督作品のDVD(Amazon

  「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」(2008年)

  「グレート・ビューティー/追憶のローマ」(2013年)

  「グランドフィナーレ」(2015年)

 

マイケル・ケイン出演作品のDVD(Amazon

  「ハンナとその姉妹」(1986年)

  「サイダーハウス・ルール」(1999年)

  「愛の落日」(2002年)

  「バットマン ビギンズ」(2005年)

  「トゥモロー・ワールド」(2006年)

  「ダークナイト」(2008年)

  「インセプション」(2010年)

  「ダークナイト ライジング」(2012年)

 

ハーヴェイ・カイテル出演作品のDVD(Amazon

  「ミーン・ストリート」(1973年)

  「タクシードライバー」(1976年)

  「最後の誘惑」(1988年)

  「テルマ&ルイーズ」(1991年)

  「バグジー」(1991年)

 レザボア・ドッグス」(1992年)

  「ピアノ・レッスン」(1993年)

  「パルプ・フィクション」(1994年)

  「ムーンライズ・キングダム」(2012年)

  「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年)

 

老人を描いた映画

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