夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」:伝統的構成に織り込まれた多層のテーマが感動を生む、歴代最高級ロマンティックコメディ

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」(原題:The Big Sick)は、2017年公開のアメリカのロマンティック・コメディ映画です。コメディアンのクメイル・ナンジアニの経験を脚本に、ジャド・アパトー制作、マイケル・ショウォルター監督、クメイル・ナンジアニ、ゾーイ・カザンら出演で、パキスタン人の青年が昏睡状態に陥ったアメリカ人の元カノの両親と心を通わせていく様を描いています。第90回アカデミー賞で、脚本賞にノミネートされた作品です。

 

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目次

スタッフ・キャスト

監督:マイケル・ショウォルター
脚本:クメイル・ナンジアニ/エミリー・V・ゴードン
製作:バリー・メンデル/ジャド・アパトー
出演:クメイル・ナンジアニ(本人)
   ゾーイ・カザン(エミリー・ガードナー)
   ホリー・ハンター(ベス・ガードナー、エミリーの母親)
   レイ・ロマーノ(テリー・ガードナー、エミリーの父親)
   ゼノビア・シュロフ(シャーミーン、クメイルの母)
   アヌパム・カー (アズマト、クメイルの父)
   ボー・バーナム(CJ、コメディアン、クメイルの同僚)
   エイディー・ブライアント(メアリー、コメディアン、クメイルの同僚)
   カート・ブローノーラー(クリス、コメディアン、クメイルの同僚)
   ほか

あらすじ

パキスタンで生まれ、シカゴに移住したコメディアンのクメイル(クメイル・ナンジアニ)は、アメリカ人大学院生エミリー(ゾーイ・カザン)と交際するようになります。彼の両親は保守的なムスリムで、厳格な母親に言われるままに彼はパキスタン系の女性たちと見合いをしていましたが、これがエミリーにばれて、二人は破局を迎えてしまいます。その数日後、エミリーが原因不明の病に倒れ、昏睡状態に陥ります。病院へ駆けつけたクメイルは、エミリーの両親テリー(レイ・ロマノ)とベス(ホリー・ハンター)に出会います。彼らはクメイルがエミリーを傷つけたことに腹を立てており、ベスはクメイルへの敵意を露わにします。しかし、気分転換に訪れたコメディ劇場で、ベスはクメイルに人種差別的なヤジを飛ばす観客と敢然と闘うことをきっかけに、三人は心を通わせ始ます。クメイルは両親のエミリーへの深い愛に心を動かされ、自分にとってもエミリーがいかに大切な存在か気付きますが・・・。

レビュー・解説

オーソドックスな構成に、異人種、異文化、家族、信仰、慣習、芸人の世界など、多層的なテーマが織り込まれ、リアルで変化に富んだ展開と当事者ならではの掘り下げが練り込まれた脚本と、芸達者な俳優たちの知的で、可笑しく、真心のこもったパフォーマンスが新鮮で深い感動を生み出す、オールタイム・ベスト級のロマンティック・コメディです。

 

オールタイム・ベスト級のロマンティック・コメディ

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オールタイム・ベスト級のロマンティック・コメディ

ジャンル映画が敬遠される昨今、女性の社会進出が拡大し、仕事など社会的な役割が高まる中、ロマンスだけに依存するコメディが成立しにくくなり、「ロマンティック・コメディは死んだ」と囁かれて久しいのですが、本作はそんな中でアメリカの映画評価サイト Rotten Tomatoes の「オールタイム・ロマンティック・コメディ・ベスト50」*3の第2位にランクされるなど、歴代のロマンティック・コメディの中でもトップクラスに評価を得ている作品です。

 

本作以外にも、今年は、

  • 「好きだった君へのラブレター」(2018年)
  • 「Love, サイモン 17歳の告白」(2018年)
  • 「クレイジー・リッチ!」(2018年)

と、魅力的なロマンティック・コメディが目白押しで、この勢いでロマンティック・コメディが復活するのではないかと、ファンとしては嬉しい限りですが、取り急ぎ本記事では、本作がこれほど高い評価を得る理由を考えてみたいと思います。

オーソドックスな構成に盛り込まれた多層的なテーマ

「ロマンティック・コメディの教祖」と呼ばれるビリー・マーニットによると、優れたロマンティック・コメディには7段階の基本構造があるそうで、本作もその伝統的な基本構造に従っています。

  1. 設定:注意喚起(クメイルはパキスタン人のスタンダップ・コメディアン)
  2. 出会い:刺激的な出来事(クメイルのスタンダップにエミリーが掛け声を入れる)
  3. 第一転回点:複雑な関係(エミリーと親密になるが、陰でパキスタン女性と見合い)
  4. 中間点:ひっかけ(見合い相手の写真がエミリーに見つかり、喧嘩別れする)
  5. 第二点回転:ひねり(エミリーが入院、昏睡状態に。エミリーの両親と出会う)
  6. 暗転:危機(???)
  7. 喜び:解決(???)

 

この基本構造は言わば定石みたいなもので、ヒットを保証するものではありません。ロマンティック・コメディの製作者は、作品独自の魅力をこの基本構造に組み込んでいくことになりますが、本作の最大の特徴は、

  • パキスタン人と白人の異人種カップルの話
  • 恋人が昏睡状態になり生死を彷徨う話
  • 両親や恋人の両親など家族との関係の話
  • イスラム教など信仰や慣習の話
  • 人として成すべきことに関する話
  • 劇場や仲間などコメディアンの世界の話

といった実話に派生する多層的なテーマを、その基本構造の中に巧みに織り込んでいる点です。シンプルな構成のロマンティック・コメディですが、こうした多層的なテーマの織り込みにより、既視感のない、変化に富んだ、新鮮な印象を与えることに成功しています。また、例えば、基本構造の「6.暗転:危機」に相当する部分では、波が重なるように異なる層での危機が展開するなど、多層的な構造が作品に厚みと深みを与えています。

 

因みに、本作が企画された頃はまだトランプ政権は誕生していませんでしたが、本作に描かれている異人種カップルや善良なイスラムの人々の暮らしぶりが、トランプ政権の反移民政策や反イスラム政策の中で公開されることにより、一層、際立つ結果となりました。

リアルな展開と当事者ならではの掘り下げ

実話に基づいているだけあって、本作にはロマンティック・コメディにありがちなわざとらしさや表層的な描写がほとんどありません。

  • 二人は相思相愛になるが、相手に気取らないないよう互いに駆け引きする
  • イスラムを過度にシリアスに扱わない、クメイルの穏やかな演技に現実感がある
  • 被差別のみならず、パキスタン人が自身のアイデンティティに拘る様も描いている
  • スタンダップ劇場では面白いもの、面白くないものの両方があり、現実感がある
  • 大きな飛躍をするのではなく、踏み出す一歩を感じさせる現実的なエンディング

など、リアルに描かれています。また、白人の娘と結婚させたくないパキスタン人の心情についても、深く掘り下げています。

人々がそのアイデンティティを持っていない場所や、ある意味、そのアイデンティティが攻撃されている場所で、自分のアイデンティティを確保するのは、とても複雑なことだ。それは子供達にとって難しい。なぜなら、自分の両親や自分の文化に敬意を払いたいけど、同時に、自分らしくいたいんだ。自分がなりたいと思う人になりたいんだ。だから、それらはとても複雑な問題だ。そこには簡単な解決法はないよ。(クメイル・ナンジアニ)
https://jp.ign.com/the-big-sick/22498/interview/

 

さらに、

AZMAT:Kumi, you're being selfish. You're not thinking about us. You're not thinking about Khadija. In fact you're not even thinking about that girl that you are in love with. You think American Dream is just about doing whatever you want and not thinking about other people? You're wrong! You are wrong!

アズマト:クメイル、お前は自分勝手だ。我々のことを考えていない。ハーディジャ(見合い相手の女性)のことを考えていない。実のところ、お前は好きな女性のことも考えていない。周りの人の事も考えずに、好きなことをするのがアメリカン・ドリームだと思っているのか?お前は間違っている!お前は間違っている!

 など、含蓄の深い、臨場感あふれるセリフも随所に織り込まれています。

ジャッド・アパトーのプロデュースによる脚本

第90回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた本作ですが、プロデュースしたジャド・アパトーなくして本作の成功を語ることはできないでしょう。ジャド・アパトーは、

  • 40歳の童貞男」(2005年) 
  • 「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」(2007年)
  • 「エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方」(2015年)

などの名作の監督、脚本で知られるだけではなく、プロデューサーとしての手腕も素晴らしく、

といった傑作を世に送り出しています。

 

脚本・主演を務めたクメイル・ナンジアニは、2012年にポッドキャストの番組を通じてジャド・アパトーと知り合います。この時、ナンジアニは2007年に昏睡に陥った妻のエピソードを、映画のアイディアとしてアパトーに話します。このアイディアに多層的なテーマが含まれていることを見てとったアパトーはとても気に入り、ナンジアニと妻のエミリーは脚本を書き始めます。二人はあらすじを書き、アパトーと何時間も話し合い、書き直し、また話し合い、また書き直し、次に本文を書き始め、アパトーと何時間も話し合い、書き直し、また話し合い、書き直しと、これを毎月のように繰り返して、三年かけて脚本が完成しました。そんな風にじっくりと練り込まれた本作ですが、

  • エミリーがクメイルの見合い相手の写真を見つけて、喧嘩になる
  • クメイルに差別的な野次を飛ばした白人と、エミリーの母が喧嘩する
  • 白人のエミリーと恋仲であることを知って、両親がクメイルを勘当する

といったシーンは脚色されたものです。こうした脚色は、当初から多層的な魅力に着目し、話を拡げながらメリハリをつけることを狙ったアパトーの助言によるものです。

単なる実体験を、いろんな人が見て共感してくれる物語にするうえで、ジャドにはものすごく助けられました。実際に起きた出来事から抽出したエッセンスさえ大切にすれば、どうとでもいじれるんだということを示してくれたんです。どんどん新しいものを足していってくれたんですよ。こっちが「ただでさえ長い脚本にそんなに足して平気?」と言ってもお構いなしで、おかげで見事にすべての登場人物や筋書きをグチャグチャに面倒くさくして現実味が出ました。そうしながらも、要所要所で際立たせてメリハリをつけてくれたんです。(クメイル・ナンジアニ)

彼(ジャド)は本当に素晴らしかった。彼は才能を持つ人を見つけ、彼らの本質を維持しながら、光る部分を適度に磨き上げ、導くことができる素晴らしい人。彼なしにこの映画がどうやって実現できるのか、全く、見当がつかない。(エミリー・ゴードン、共同脚本、クメイルの妻)
http://www.neol.jp/culture/64336/
https://deadline.com/2017/11/the-big-sick-emily-v-gordon-kumail-nanjiani-oscars-interview-1202210258/

芸達者な俳優たちの味わい深いパフォーマンス

本人役を演じるコメディアンのクメイル・ナンジアニは、現実感を醸し出す穏やかな演技で好感が持てます。また、ジャド・アパトーマイケル・ショウォルターの作品に出演したい一心でオーディションを受け、エミリー役を勝ち取ったゾーイ・カザンのパフォーマンスも見事で、申し分ありません。この二人が本作の軸であることに間違いはないのですが、物語の構成上、エミリーの両親とクメイルの両親も非常に重要な役割を果たします。この両親役の俳優たちの芸達者で味わい深い演技が見事で、コメディとしての可笑しさを、両脇からしっかりと支えています。恋人が昏睡状態になり生死を彷徨うというシリアスな設定の本作に笑いを織り込むのは、実は容易な話ではありませんでした。エミリーの両親役にホリー・ハンターとレイ・ロマーノをキャスティングして、初めて道が見えてきたと言います。娘が昏睡状態で生死を彷徨う悲しさを、この二人はジョークで紛らわす必要があり、そこを突破口に笑いを取り込んでいくことができたそうです。さらに、クメイルの同僚のコメディアンのCJ、メアリー、クリスらを演じるのは、実際のコメディアンたちで、リアルでユニークなパフォーマンスを見せてくれます。

 

ロマンティック・コメディ復活への期待

「ロマンティック・コメディは死んだ」と囁かれて久しい今日、伝統的な基本構造に従う本作が、歴代のロマンティック・コメディの中でもオールタイム・ベスト級と評価される理由をまとめると、

  • 実話に派生する多層的なテーマが織り込まれた、厚く変化に富む展開
  • ロマンティック・コメディにありがちなわざとらしさのない、リアルな展開
  • 表層的ではない、当事者ならではの深い問題の掘り下げ
  • ジャド・アパトーの指導の元、じっくりと吟味され書き込まれた脚本
  • 芸達者な俳優たちの味わいのあるパフォーマンス
  • トランプ政権の反移民、反イスラム政策の中での、タイムリーな公開

といった点にあることがわかります。最後の政局に依存する部分はコントロールできないにしても、他の点はすべて映画製作者がコントロールできるものです。本作に数多くのロマンティック・コメディが続き、是非、「ロマンティック・コメディは復活した」と囁かれる時代になって欲しいものです。

 

クメイル・ナンジアニ(本人)

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クメイル・ナンジアニ(1978年〜)は、カラチ出身のパキスタンアメリカ人の俳優、コメディアン、脚本家。数々のTV番組に出演している。半自伝的な本作では、2007年に決越した妻のエミリー・V・ゴードンと共同脚本、主演を務め、第90回アカデミー賞脚本賞にノミネートされている。

 

ゾーイ・カザン(エミリー・ガードナー)

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ゾーイ・カザン(1983年〜)は、ロサンゼルス出身のアメリカの女優、脚本家。祖父は映画監督のエリア・カザン、祖母は劇作家、両親は脚本家、妹は女優。2005年にイェール大学で演劇の学士号を取得、ブロードウェイの舞台で活動する。「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」(2007年)、「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」(2008年)。「Meek's Cutoff」(2011年)、「ザ・モンスター」(2017年)などに出演している。俳優ポール・ダノと交際しており、2018年8月にはダノとの間に女児が生まれている。

 

ホリー・ハンター(ベス・ガードナー、エミリーの母親)

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ホリー・ハンターは、ジョージア州出身のアメリカの女優。1981年に映画デビュー。フランシス・マクドーマンドとルームメイトで、コーエン兄弟の作品によく顔を出し、「赤ちゃん泥棒」(1987年)で注目を集める。同年公開の「ブロードキャスト・ニュース」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞、アカデミー主演女優賞にもノミネートされる。1993年には「ピアノ・レッスン」でアカデミー主演女優賞を受賞、「ザ・ファーム 法律事務所」で同助演女優賞にノミネートされている。2003年、「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」で、再び、アカデミー助演女優賞にノミネートされている。

 

レイ・ロマーノ(テリー・ガードナー、エミリーの父親)

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レイ・ロマーノ(1957年〜)は、ニューヨーク出身のアメリカの俳優、声優、コメディアン。大学で会計学を専攻、その後、ショービジネスの世界へ入り、スタンダップコメディアンとしてキャリアを始める。徐々に才能を開花し、テレビにも進出、シチュエーション・コメディで一躍人気を博する。長編アニメの「アイス・エイジ」三部作でマンモスのマニー役の声を演じる他、ジャド・アパトー監督の「素敵な人生の終り方」(2009年)に本人役で出演している。

 

ゼノビア・シュロフ(左、シャーミーン、クメイルの母)
アヌパム・カー (右、アズマト、クメイルの父)

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ゼノビア・シュロフは、インド出身の女優。20年以上のキャリアを有し、ムンバイとニューヨークを拠点に活躍している。インディペンダント系のハリウッド映画「When Harry tries to Marry」(2010年)や、ボリウッド映画のヒット作「Ek main aur ekk tu」(2012年)などのロマンティック・コメディに出演している。

アヌパム・カー(1955年〜)は、インド出身の俳優。「世界にひとつのプレイブック」(2012年)を含む450本近くの映画と、100本近くの舞台劇に出演しているベテラン俳優。

 

ボー・バーナム(左、CJ、コメディアン、クメイルの同僚)
エイディー・ブライアント(右、メアリー、コメディアン、クメイルの同僚)

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ボー・バーナム(1990年〜)は、マサチューセッツ州出身のアメリカのコメディアン、ミュージシャン、俳優、映画製作者、詩人。2006年3月にユーチューバーとしてパフォーマンスのキャリアを始め、2018年10月現在、二億四千八百万回、再生されている。

エイディー・ブライアント(1987年〜)は、アメリカの女優、コメディアン。深夜のバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」への出演で知られる。コメディにおける最優秀助演女優賞(コメディ)など、エミー賞に二度、ノミネートされている。

 

カート・ブローノーラー(右、クリス、コメディアン、クメイルの同僚)

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カート・ブローノーラー(1976年〜)は、ニュー・ジャージー出身のアメリカのコメディアン。スタンダップの舞台の他、ラジオ、テレビ、ポッドキャスト、各種デジタルメディアで活躍している。

 

 

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関連作品

マイケル・ショウォルター監督xクメイル・ナンジアニのコラボ作品Amazon

  「ドリスの恋愛妄想適齢期」(2015年)

 

ジャド・アパトー監督・脚本・製作作品のDVD(Amazon

  「40歳の童貞男」(2005年)・・・監督・脚本

  「ウォーク・ハード ロックへの階段」(2007年)・・・脚本

  「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」(2007年)・・・監督・脚本

  「スーパーバッド 童貞ウォーズ 」(2007年)・・・製作

  「寝取られ男のラブ バカンス」(2008年)・・・製作

  「素敵な人生の終り方」(2009年)・・・監督・脚本

  

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」(2011年)・・・ 製作

  「はじまりのうた」(2013年)・・・製作

  

「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」(2015年) ・・・監督・製作

  「ピーウィーのビッグ・ホリデー」(2016年)・・・製作

  「Juliet, Naked」(2018年)・・・製作

 

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