「ドリーム・ハウス」は2011年公開のアメリカのサイコ・スリラー映画です。監督はジム・シェリダン、出演はダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツ他。
目次
スタッフ・キャスト
監督:ジム・シェリダン
脚本:デビッド・ルーカ
出演:ダニエル・クレイグ(ウィル・エイテンテン/ピーター・ウォード)
ナオミ・ワッツ(アン・パターソン )
レイチェル・ワイズ(リビー・エイテンテン/エリザベス・ウォード)
マートン・チョーカシュ(ジャック・パターソン)
クレア・アスティン・ギア(ディディ・エイテンテン/キャサリン・ウォード)
テイラー・ギア(トリッシュ・エイテンテン/ベアトリス・ウォード)
レイチェル・フォックス(クロエ・パターソン)
イライアス・コティーズ(フードの男/ボイス)
ジェーン・アレクサンダー(グリーリー医師)
サラ・ガドン(シンディ)
グレゴリー・スミス(アーティ)
ほか
あらすじ
ウィル(ダニエル・クレイグ)は、購入したマイホームで小説を書きながら、美しい妻(レイチェル・ワイズ)と二人の娘たちと人生を過ごすことを決意します。会社を辞め、幸せな生活を築こうとした矢先、娘が幽霊らしきものにおびえたり、謎の男が自宅を覗きこんだり、自宅の地下に侵入した少年少女たちが怪しげなミサを行ったりという、不可解な出来事が相次ぎます。やがて、5年前にこの家で母子が3人虐殺され、父親は重症を負うという事件が起きたことが判明します。犯人が捕まっていない事を知ったウィルは、家族を守るために事件の調査を始めます・・・。
レビュー・解説
豪華キャストでプロットも良く、楽しめる映画です。グラスでも片手にゆったりと鑑賞したい映画ですが、強いて言えば、時折、ホラー的シーンが挿入されるのが難点。サイコ・スリラーとして十分に楽しめますので、ホラー的要素は不要と思います。
「ドリーム・ハウス」はアメリカのニュー・イングランドに舞台設定されていますが、ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズはイギリス出身、ナオミ・ワッツがオーストラリア出身と、メイン・キャスト全員がアメリカ人ではないという、珍しいキャスティングです。ともにイギリス出身で夫婦役を演じたダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは現場で知り合い、実生活でも結婚するというおめでたいことになりました。
監督のジム・シェリダンは、アイルランドのダブリン出身で、比較的寡作ですが、「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」(2003年)などの光る作品を監督しています。「ドリーム・ハウス」ではプロダクションとそりが合わず、苦労したようです。
関連作品
「父の祈りを」(1993年):脚本
「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」(2002年):監督・脚本
「ロード・トゥ・パーディション」(2002年)
「レイヤー・ケーキ」(2004年)
「007 カジノ・ロワイヤル」(2006年)
「ドラゴン・タトゥーの女」(2011年)
「007 スカイフォール」(2012年)
「ローガン・ラッキー」(2017年)
「アバウト・ア・ボーイ」(2002年)
「ナイロビの蜂」(2005年)
「MI5:消された機密ファイル/PAGE EIGHT」(2011年)
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