夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-02-21から1日間の記事一覧

コーエン兄弟監督作品〜ハードボイルドに独特のユーモアを加味する、現代アメリカ映画の代表的な監督

(2018年8月20日最終更新) ジョエル・コーエンとイーサン・コーエンのコーエン兄弟は、監督・脚本などを共同で務めるアメリカの映画制作者です。2003年までは、ジョエル・コーエンが監督、イーサン・コーエンが制作にクレジットされていましたが、実際は兄…

フィリップ・シーモア・ホフマン出演作品〜46歳で急逝した演技派の名俳優

ゼロックス社の重役を父、家庭裁判所の判事を母に生まれたフィリップ・シーモア・ホフマンは高校時代に演技に目覚め、ニューヨーク大学のティッシュ芸術校で演劇を専攻、卒業後は舞台を中心に活動し、91年に映画デビュー、翌92年にアル・パチーノ主演の映画…