夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2018-11-24から1日間の記事一覧

町山智浩著「『最前線の映画』を読む」:映画の周辺を彷徨う楽しみ

ぶらりと入った書店で購入しました。町山智浩氏による映画解説で、2014年から2017年に公開された話題作20篇について、一篇一章、全20篇20章で構成されています。一章あたり10ページ足らずで、移動の途中や寝る前など、ちょっとした空き時間に気軽に読むこと…