夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2018-01-17から1日間の記事一覧

「最高の花婿」:保守的フランス人の両親とアラブ系、ユダヤ系、中国系、アフリカ系の移民の娘婿達の差別ネタの応酬が魅力の爆笑コメディ

「最高の花婿」(原題:Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu ?、英題:Serial (Bad) Weddings)は2014年公開のフランスのコメディ映画です。フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督、クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビーら出演で、 多様な人種や文化…