夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「グッバイ、レーニン!」:東西ドイツの統合をコミカルに描く

「グッバイ、レーニン!」(英語: Good Bye Lenin!)は、2003年公開のドイツのドラマ映画です。ヴォルフガング・ベッカー監督、ベルント・リヒテンベルク/ヴォルフガング・ベッカー共同脚本、ダニエル・ブルーリュら出演で、愛する母を守ろうと奮闘する青年の…

「ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど」:戦時下の爽快なメロドラマ

「ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど」は、1979年の公開のアメリカの恋愛映画です。ピーター・ハイアムズ監督、ハリソン・フォード、レスリー=アン・ダウンら出演で、1943年の戦火のロンドンを舞台にふと知り合った男と女の運命的な愛を描いています。 …