夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-06-28から1日間の記事一覧

「愛されるために、ここにいる」:タンゴとフランス映画の魅力が融合した秀作

「愛されるために、ここにいる」(原題:Je ne suis pas là pour être aimé)は、2005年公開のフランス映画です。人生に疲れた初老の男が、タンゴ教室で若い女性と出会い、互いに秘めた感情が高まっていく姿を、美しいタンゴの調べとともに繊細に描いていま…