夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

スウェーデン映画

「幸せなひとりぼっち」:偏屈で頑固な老人のラブ・ストーリーを核に、近隣の人々との繋がりを絶妙なドラマとコメディのバランスで描く

「幸せなひとりぼっち」(原題:En man som heter Ove、英題:A Man Called Ove)は、2015年公開のスウェーデンのコメディ&ドラマ映画です。フレドリック・バックマンの同名小説を原作に、ハンネス・ホルム監督・脚本、ロルフ・ラスゴード、イーダ・エング…

「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」:デンマーク王室のユニークな三角関係による社会改革の史実を、豪奢にリアルに味わい深く描く

「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(原題:En kongelig affære)は、2012年の公開のデンマーク・スウェーデン・チェコ合作の伝記ドラマ映画です。18世紀のデンマーク王室最大のスキャンダルと言われる史実をもとに、ニコライ・アーセル監督、 マッツ・…

「イングリッド・バーグマン〜愛に生きた女優」:大胆な決断で時代を先駆けた伝説的ハリウッド女優の人間的な魅力を描くドキュメンタリー

「イングリッド・バーグマン〜愛に生きた女優〜」(原題:Jag är Ingrid、英題:Ingrid Bergman: In Her Own Words)は、2015年公開のスウェーデンのドキュメンタリー映画です。イングリッド・バーグマンの生誕100周年を記念し、カンヌ国際映画祭でプレミア…

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」:犬を愛する少女と反乱を起こす犬たちをリアルかつスリングに描き、弱者の疎外を問う現代の寓話

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」(原題:Fehér isten、英題:White God)は、2014年公開のハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作のサスペンス&ドラマ映画です。雑種犬に重税が課せられる法律により飼い主の少女と離ればなれになった犬が、保護施設に…

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」:少年の不幸を村人達が暖かく包む

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(原題: Mitt liv som hund、英題:My Life as a Dog)は、1985年公開のスウェーデンのヒューマン・コメディ映画です。1983年に出版されたレイダル・イェンソンの自伝的な同名小説を映画化したもので、監督はラッセ・ハル…