夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-10-02から1日間の記事一覧

「海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜」:アフリカや中東からの移民が目指すランペドゥーザ島の住民に密着したドキュメンタリー

「海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜」(原題:Fuocoammare)は、2016年公開のイタリアのドキュメンタリー映画です。ジャンフランコ・ロッシ監督で、イタリア最南端に位置するランペドゥーサ島を舞台に、島民の日常や過酷な旅を経て島にたどり着い…