夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-01-29から1日間の記事一覧

「リトル・チルドレン」:ボストン郊外の住宅街を舞台に大人になりきれない人々の事件を群像劇風に描く、人間味あるトーンが魅力の悲喜劇

「リトル・チルドレン」(原題: Little Children)は、2006年公開のアメリカのヒューマン・ドラマ映画です。2004年の発表されたトム・ペロッタの同名小説を原作に、トッド・フィールド監督・共同脚本、ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソンら出演…