夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-12-26から1日間の記事一覧

「エヴァの告白」:1920年代、希望を胸にアメリカに移住するも、娼婦に身を落とし葛藤する敬虔な女性をマリオン・コティヤールが好演

「エヴァの告白」(原題:The Immigrant)は、2013年公開のアメリカのヒューマンドラマ映画です。ジェームズ・グレイ監督・脚本・製作、マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナーらの出演で、1920年代に幸せを求めてアメリカへ移…