夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-08-29から1日間の記事一覧

「シンプル・プラン」:金に目がくらんでしまった貧しくも善良な人たちの幸せとは?

「シンプル・プラン」(原題: A Simple Plan)は、1998年公開のアメリカのクライム・スリラー&サスペンス映画です。スコット・スミスの同名小説をサム・ライミ監督が映画化したもので、ふとしたことで大金を手にした人々が平凡ながらもかけがえのない人生を…