夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2018-03-31から1日間の記事一覧

町山智浩著「トラウマ恋愛映画入門」:1940年代から2000年代まで、痛い恋愛を描いた名作映画22作品をカバーした評論集

この本は、以前に町山氏の映画評を一冊読んでみようと思って手にしたものです。 私は恋愛映画も特に抵抗なく観ますし、また、 「アニー・ホール」(1977年) 「日の名残り」(1993年) 「エターナル・サンシャイン」(2004年) 「リトル・チルドレン」(2006…