夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-09-25から1日間の記事一覧

「エターナル・サンシャイン」:知的でユニークな脚本と擬人化された内面世界の魅力的な演出に、切なくも興味深い恋愛の現実が心に響く

「エターナル・サンシャイン」(原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind)は、2004年公開のアメリカのロマンティック・コメディ&ドラマ映画です。チャーリー・カウフマン脚本、ミシェル・ゴンドリー監督、ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレットら出…