夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-05-19から1日間の記事一覧

「パリ、恋人たちの2日間」:フランス版ウディ・アレンと評された、ジュリー・デルピー監督、脚本、主演の傑作ロマンティック・コメディ

「パリ、恋人たちの2日間」(原題:2 Days in Paris)は、2007年公開のフランス・ドイツ合作のロマンティック・コメディ映画です。女優ジュリー・デルピーが監督、脚本、主演など、一人六役を務め、アダム・ゴールドバーグ、ダニエル・ブリュール、アレクシ…