夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-03-24から1日間の記事一覧

「アイ・ウェイウェイは謝らない」:中国の言論統制と戦う一人の芸術家、活動家を通して、様々なことを問いかける優れたドキュメンタリー

「アイ・ウェイウェイは謝らない」(原題:Ai Weiwei: Never Sorry)は、2012年の公開のアメリカのドキュメンタリー映画です。アリソン・クレイマン監督が、中国を代表する現代芸術家として存在感を発揮する一方、自国に対して痛烈な批判を繰り返すことでも…