夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-06-11から1日間の記事一覧

「エール!」:健聴の娘に聾啞の両親と弟という酪農一家を舞台にシャンソン、性、恋、家族愛、旅立ちを描くパワルフなフレンチ・コメディ

聾啞の両親、弟に「エール!」(原題:La Famille Bélier、英題:The Bélier Family)は、2004年公開のフランスのコメディ&ドラマ映画です。エリック・ラルティゴー監督、ヴィクトリア・ベドス/スタニスラス・カレ・ド・マルベール /エリック・ラルティゴー…