夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-02-19から1日間の記事一覧

「スタンリーのお弁当箱」:格差を超えて助け合うインドの少年達を、類い稀なる演出でヴィヴィッドに描く

「スタンリーのお弁当箱」(原題:Stanley Ka Dabba)は、2011年公開のインドのコメディ映画です。アモール・グプテ監督、パルソー主演で、家庭の事情で学校に弁当を持ってくることができない少年と教師、クラスメート達の交流を描いています。 「スタンリー…