夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-02-18から1日間の記事一覧

「人生スイッチ」:ちょっとしたきかっけで暴走する感情とそれがもたらす様々な結果を、風刺を効かせユーモラスに描いたアンソロジー

「人生スイッチ」(原題:Relatos salvajes(西), 英題: Wild Tales)は、2014年公開のアルゼンチン・スペイン合作のブラック・コメディ映画です。アルゼンチンのダミアン・ジフロン脚本・監督により、不運の連鎖や暴力と復讐によって思いも寄らぬ運命をた…