夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-02-11から1日間の記事一覧

「ディオールと私」:ディオール本社のアトリエに初めて映画カメラが入り、デザイナーとお針子がショーを完成させるまでを描く

「ディオールと私」は2015年公開のフランスのドキュメンタリー映画です。フレデリック・チェン監督が、フランスの老舗ファッション・ブランド、クリスチャン・ディオールのアーティスティック・ディレクターに就任したラフ・シモンズが、自身初となるオート…