夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-01-25から1日間の記事一覧

「アメリカの災難」:実の親探し旅を通してアメリカの多様性をコミカルに描く

「アメリカの災難」は、1996年公開のアメリカのコメディ映画です。デイヴィッド・O・ラッセル脚本・監督、ベン・スティラー、パトリシア・アークエットらの出演で、夫の実の親に会うため旅に出た、子供が出来て間もない夫婦と養子縁組協会の美女の珍道中を…