夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-12-14から1日間の記事一覧

「ハッピー・ゴー・ラッキー」:30歳の女性教師の楽天的な日常をヴィヴィッドに描いたサリー・ホーキンスの出世作

「ハッピー・ゴー・ラッキー」(原題:Happy-Go-Lucky)は、2008年公開のイギリスのヒューマン・コメディ/ドラマ映画です。マイク・リー監督・脚本、サリー・ホーキンスらの出演で、楽天的な性格の女性教師と周囲の人々との関わり合いを描いています。第58…