夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-11-18から1日間の記事一覧

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」:現代に暮らすヴァンパイアの恋人達を、ゆったりとスタイリッシュに描く

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(原題:Only Lovers Left Alive)は、2013年公開のアメリカのドラマ映画です。ジム・ジャームッシュ監督・脚本、トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントンらの出演で、ミュージシャンとして人間たちに紛れて…