夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-09-21から1日間の記事一覧

「ミスティック・リバー」:ボストンの犯罪が巣食う街で、25年を経て交錯する三人の幼馴染の男の運命

「ミスティック・リバー」(原題:Mystic River)は、2003年公開のアメリカのミステリー&サスペンス/ドラマ映画です。デニス・ルヘインの同名小説を、クリント・イーストウッド監督により重厚なドラマに映画化、1つの殺人事件を機に25年振りに交差する幼馴…