夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-08-27から1日間の記事一覧

「エド・ウッド」:’50年代のハリウッド、めげずに好きな映画を撮り続ける青年とB級映画の舞台裏

「エド・ウッド」(原題:Ed Wood)は、1994年公開のアメリカの伝記映画です。「史上最低の映画監督」と言われたエド・ウッドの愛すべき半生を、「エドの同類」を自認するティム・バートン監督、ジョニー・デップの主演で描いています。往年の怪奇スター、ベ…