夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-08-26から1日間の記事一覧

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」:ボストンの下町がリアルなベン・アフレック監督のミステリー&サスペンス

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(原題:Gone Baby Gone)は、2007年公開のアメリカのた社会派ミステリー&サスペンス映画です。原作はデニス・レヘインの「私立探偵パトリック&アンジー」シリーズの4作目「愛しき者はすべて去りゆく」(原題:Gone, Baby, Gon…