夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-08-11から1日間の記事一覧

「6才のボクが、大人になるまで。」:子供の成長と家族の変遷を12年かけて撮影した叙事詩的ドラマ

「6才のボクが、大人になるまで。」(原題: Boyhood)は2014年公開のアメリカのヒューマン・ドラマ映画です。リチャード・リンクレイター監督・脚本による作品で、6歳の少年の成長とその家族の変遷を、主人公や両親を演じた俳優など、同じキャストとともに12…