夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-04-11から1日間の記事一覧

「二郎は鮨の夢を見る 」:三ツ星すし職人の三ツ星級アメリカ映画

「二郎は鮨の夢を見る 」は、2011年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画です。収録時85歳の寿司職人で「すきやばし次郎」の店主である小野二郎とその息子を描いています。「すきやばし次郎」は銀座にあるカウンター10席ほどの小さな寿司屋ですが、こ…