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夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

メキシコ映画

「或る終焉」:常に患者の死と向き合う終末医療の看護師を描き、ティム・ロスのイメージを変えるサスペンスフルなヒューマン・ドラマ

「或る終焉」(原題:Chronic)は、2015年公開のメキシコ・フランス合作のドラマ映画です。ミシェル・フランコ監督・脚本、ティム・ロスら出演で、終末期の患者をケアする看護師の葛藤をサスペンスフルに描いています。第68回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞…

「アモーレス・ペロス」:愛と喪失を荒々しくもリアルに描くイニャリトゥ監督の長編デビュー作は、既に最大傑作とも言える大作だった

「アモーレス・ペロス」(原題:Amores Perros)は2000年公開のメキシコのドラマ映画です。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、ギレルモ・アリアガ脚本、ガルシア・ベルナルら出演で、同じ交通事故の現場に居合わせた境遇の異なる男女3人の愛の苦…

「天国の口、終りの楽園。」:奔放な性描写とユーモア、ちょっとしんみりさせるメキシカン・ロードムービー&コメディ

「天国の口、終りの楽園。」(原題:Y tu mamá también)は2001年公開のメキシコのロード・ムービーです。燦々と輝く真夏の太陽のもと、メキシコシティからカリブ海沿岸のカカデュタに至る道中の庶民的なレストラン、安ホテルなどメキシコのさりげない風景と…