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夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

ハンガリー映画

「リザとキツネと恋する死者たち」:不条理舞台劇をダークファンタジーに脚色、ロマンスに憧れる健気な女性を描く和風スパイスのコメディ

「リザとキツネと恋する死者たち」は、2015年公開のハンガリーのダークファンタジー&コメディ映画です。栃木県那須に伝わる「九尾の狐」伝説をモチーフに、ウッイ・メーサロシュ・カーロイ監督、モーニカ・ヴァルシャイら出演で、彼女だけに見える幽霊の昭…

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」:犬を愛する少女と反乱を起こす犬たちをリアルかつスリングに描き、弱者の疎外を問う現代の寓話

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」(原題:Fehér isten、英題:White God)は、2014年公開のハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作のサスペンス&ドラマ映画です。雑種犬に重税が課せられる法律により飼い主の少女と離ればなれになった犬が、保護施設に…

「サウルの息子」:アウシュヴィッツで遺体を処理するユダヤ人作業員の目を通してこの世の地獄を描いた、史実に基づく生々しいドラマ

「サウルの息子」(原題:Saul fia、英題:Son of Saul)は、2015年のハンガリーのドラマ映画です。ネメシュ・ラースロー監督、ネメシュ・ラースロー/クララ・ロワイエ共同脚本、ブダペスト出身の詩人ルーリグ・ゲーザら出演で、第二次世界大戦中のアウシュ…