夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

オーストリア映画

「愛、アムール」:パリのアパルトマンを舞台に、孤立しながらも不治の病に対峙する老夫婦の愛を、緻密な脚本とリアルな演技で実直に描く

「愛、アムール」(原題:Amour)は、2012年公開のオーストリア・フランス・ドイツ合作のヒューマン・ドラマ映画です。ミヒャエル・ハネケ監督・脚本、ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ、イザベル・ユペールら出演で、パリで暮らす、妻…