夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-05-05から1日間の記事一覧

「女神は二度微笑む」:熱気渦巻くコルカタを舞台に国家情報局や無差別テロが絡む本格的サスペンスを、美しい妊婦を主人公に描く印度映画

「女神は二度微笑む」(原題:Kahaani )は、2012年公開のインドのヒンディー語によるミステリー&サスペンス映画です。スジョイ・ゴーシュ監督・脚本、ヴィディヤー・バラン、パラムブラト・チャテルジー、ナワーズッディーン・シッディーキーら出演で、失…