夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2017-04-25から1日間の記事一覧

「君とボクの虹色の世界」:愛を求める人々を女性監督の視点で描いた、ポップでオフビート感たっぷりのやさしさ漂う群像劇風コメディ

「君とボクの虹色の世界」(原題:Me and You and Everyone We Know)は、2005年公開のアメリカのコメディ&ドラマ映画です。ミランダ・ジュライ監督・脚本、ミランダ・ジュライ、ジョン・ホークスら出演で、アーティストを夢見ながら高齢者タクシーの運転手…