夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-11-18から1日間の記事一覧

「あの頃ペニー・レインと」:駆け出しの音楽ライターだった70年代を慈しむような、音楽映画としても評価が高い心温まる半自伝的作品

「あの頃ペニー・レインと」(原題:Almost Famous)は、2000年公開のアメリカの半自伝的コメディ&ドラマ映画です。15歳で「ローリング・ストーン」誌の記者になり、レッド・ツェッペリン、ニール・ヤングなど、数多くの伝説的ミュージシャンへのインタビュ…