夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-11-10から1日間の記事一覧

「ヒューゴの不思議な発明」:大時計や機械人形のメカとVFXを駆使、1930年代のパリを舞台に孤児の冒険と初期の映画史を豪奢に描く

「ヒューゴの不思議な発明」(原題: Hugo)は、2011年公開のアメリカのファンタジー&アドヴェンチャー映画です。ブライアン・セルズニックの小説「ユゴーの不思議な発明」を原作に、マーティン・スコセッシ監督、ベン・キングズレー、エイサ・バターフィー…