夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2016-02-06から1日間の記事一覧

「神さまがくれた娘」:コメディ仕立て、ファンタジー有り、後半は法廷ドラマ。「アイ・アム・サム」のインド版リメイクはサービス満点!

「神さまがくれた娘」(原題:Deiva Thirumagal、英題:God's Own Child)は、2011年公開のインドのヒューマン・ドラマ映画です。A. L. ヴィジャイ監督、ヴィクラム、サラ、アヌシュカらの出演で、「避暑地の女王」と呼ばれ、優美で素朴な魅力あふれる南イン…