夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-11-25から1日間の記事一覧

群像劇、グランドホテル方式、アンサンブル・プレイについて

先の投稿、「やみつきになる群像劇映画のランキング・ベスト10」に関して、群像劇の定義があいまいとのご指摘を頂きました。私自身は「グランドホテル方式」という歴史を踏まえながらも、「アンサンブル・プレイ」のより幅広い解釈で群像劇を捉えていますが…