夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-11-20から1日間の記事一覧

「50/50 フィフティ・フィフティ」:27歳でガンになった青年を、コメディとヒューマン・ドラマの間で絶妙に描く

「50/50 フィフティ・フィフティ」(原題: 50/50) は、2011年公開のアメリカのコメディ/ドラマ映画です。脚本のウィル・ライザーのガン克服の実話をベースに、ジョナサン・レヴィン監督、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲンらが、27歳という若さ…