夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-11-02から1日間の記事一覧

「(500)日のサマー」:恋した女性に振り回される男のリアルな心情を、実体験に基づきドキュメンタリー風に描くコメディ

「(500)日のサマー」(原題:(500) Days of Summer)は、2009年公開のアメリカのロマンティック・コメディ映画です。マーク・ウェブ監督、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネルら出演で、恋した女性に振り回される青年のリアルな心情をコ…