夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-09-05から1日間の記事一覧

「おとなの恋には嘘がある」:惹かれた男性が親友が別れた駄目男だったというバツイチ・ロマンティック・コメディ

「おとなの恋には嘘がある」(原題:Enough Said)は2013年公開のアメリカのロマンティック・コメディ映画です。娘と2人暮らしのバツイチの中年女性エヴァが、パーティで出会った中年男性アルバートと惹かれ合うようになるものの、親友となったばかりの女性…