夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-06-30から1日間の記事一覧

「きみがぼくを見つけた日」:タイムトラベラーに恋した少女の物語

「きみがぼくを見つけた日」(原題:The Time Traveler's Wife)は、2009年公開のアメリカのSFファンタジー/ドラマ/ロマンス映画です。オードリー・ニッフェネガーの同名小説を映画化したもので、自分の意思とは関係なくタイムトラベルしてしまうヘンリーと…