夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-05-18から1日間の記事一覧

「恋におちたシェイクスピア」:グウィネス・パルトローが栄光を掴んだ名作

「恋におちたシェイクスピア」(原題:Shakespeare in Love)は、1998年公開のアメリカのロマンティック・コメディ映画です。「ロミオとジュリエット」の初演を背景に、若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと彼を信奉する上流階級の娘ヴァイオラとの秘め…