夢は洋画をかけ廻る

洋画のレビューや解釈、解説、感想、撮影地、関連作品などを掲載しています。タイトルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」由来です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは根っからの旅人だったのですね。映画はちょっとだけ他人の人生を生きてみる、いわば人生の旅のようなもの。願わくば、芭蕉のような旅の達人になりたいものです。

2015-04-24から1日間の記事一覧

「卒業白書」:ハリウッド最後の大スター、トム・クルーズの出世作

「卒業白書」(原題: Risky Business)は、1983年公開のアメリカの青春映画です。監督はポール・ブリックマン、出演はトム・クルーズ、レベッカ・デモーネイほか。シカゴの高校3年生のジョエル(トム・クルーズ)が、旅行で両親不在になった間に起こす騒動を…